様々な種類のあるシャンプーですが、
シャンプーによってどんな特徴があるのか詳しく調べてみました。

自分に合ったシャンプー選びの参考にして頂けると嬉しいです!

シャンプーの種類を調べる方法

シャンプーの種類は大きく分けて、
高級アルコール系・石鹸系・アミノ酸系の3種類です。

その3種類のシャンプーは洗浄成分の洗浄基剤(界面活性剤)によってわけられています。

シャンプーの成分の中で1番多く含まれているのが水で、2番目がこの洗浄基剤になっています。

自分が使っているシャンプーは何系のシャンプーなのかを調べる時は、成分表示をチェックしましょう。

成分表示は多く含まれている成分から順に記載されているので、2〜5番目位に記載されている成分を見るとわかります。

シャンプーの種類別成分

各種類のシャンプーで多く使われている洗浄基剤(界面活性剤)は以下の表を参考にしてみてください。

シャンプーの種類 洗浄基剤
高級アルコール系 ラウリル硫酸カリウム / ラウリル硫酸ナトリウム / パレスー3硫酸アンモニウム / オレフィン(C14-C16)スルホン酸Na
石鹸系 石けん素地  / 脂肪酸Na / 脂肪酸K
アミノ酸系 ココイルグルタミン酸TEA/ グルタミン酸 / アラニン / グリシン

上記の成分を全て覚えるのは大変なので、

  • 高級アルコール系・・・ラウリル / ラウレス / スルホン
  • 石鹸系・・・石けん素地 / 脂肪酸
  • アミノ酸系・・・ラウロイル / ココイル / グリシン

という風に、上記の言葉が入っているかチェックしておけばだいたい何系のシャンプーなのかがわかると思います。

高級アルコール系シャンプーの特徴

  • 市販のシャンプーのほとんどがこの高級アルコール系
  • 洗浄力が高く、泡立ちが良いが、頭皮や髪への刺激は比較的強め
  • 敏感肌・乾燥肌の方やダメージヘアの方には不向き
  • 香りの良いシャンプーも多く女子力が上がる(・ω<)☆

高級アルコールの「高級」は、炭素の数が多いという意味の「高級」です。お値段が高いという意味ではありません。高級アルコール系は市販のシャンプーに多く利用されており、お安くてにはいります。

石鹸系のシャンプーの特徴

  • 合成界面活性剤が入っておらず天然由来の石鹸成分で作られたシャンプー
  • 洗浄力が高くスッキリ爽快感のある洗いあがり
  • 洗浄力が強いので敏感肌・乾燥肌の方には不向きですが、脂性肌の方にはおすすめ
  • 石鹸カスが残りやすいのですすぎは時間をかけて丁寧にする
  • つかいはじめて3ヶ月位は泡立ちや洗いあがりが悪く感じるので慣れが必要

天然成分で作られたシャンプーなので、オーガニック志向の方に人気なシャンプーです。

安価で購入する事ができるので、一般のシャンプーが肌に合わない方で、シャンプーのコストを抑えたい方にもおすすめです。

アミノ酸系のシャンプーの特徴

  • サロン専用のシャンプーの多くがこのタイプ
  • 低刺激で髪や頭皮にやさしいのでダメージヘアや薄毛予防にも
  • 皮脂を取りすぎないため、シャンプーの回数が多い人にもOK!
  • 洗浄力は比較的弱いため、脂性肌は不向きですが敏感肌・乾燥肌の方におすすめ
  • 他シャンプーと比較してお値段はお高め

自分に合ったシャンプーを選ぼう

髪にやさしいシャンプーといえばやっぱりアミノ酸系のシャンプーが万人に良いと思いますが、アミノ酸系シャンプーにも良い面もあれば悪い面もあるので、自分に合ったシャンプーを見極めるのが大切です。

洗浄力の面では、一般的なシャンプーが良いので、普段のシャンプーはアミノ酸系、髪をバッチリセットした日は高級アルコール系と使い分けても良いと思います。